河津桜2

.

撮影をする時の
朝の出だしってとても大事
できれば気分良くいきたいところだけど
たまにはそういうこともある
少なくとも受け手じゃないしね

DSC_5925.jpg

穏やかな一日になるはずだった

駅から海はさほど遠くもなく
キャリーバッグを引きずりながら向かう
狭い歩道を歩く
134を横切ると一面に砂浜と海が広がった
砂浜に沿う歩道の端は腰掛けるのにちょうどいい、できれば

「もうちょっとゆっくりしたかったな」



DSC_5971_20140310201258ca4.jpg

ありふれた住宅地の沿道に咲いた桃色の桜は
河津桜と言うらしい
キレイに連なった幹の下は
この季節では菜の花が植えられて
こちらは桜に比べるとまばらに咲いていた
確かに花の少ない季節で
桜と菜の花をあしらった場所をいくつか知ってる
ただ...ここは寂しい場所だね
田舎の住宅地の割にこの桜並木は
とても人工的な匂いを感じる

それでも人々は
春の訪れを身近に感じたくて
この地に足を運んだ

DSC_5986_201403102013000a4.jpg

僕たちも
よくよく考えてみれば
そのつもりだったはず
「形」になった春を感じたくて
けれどもいつの間にか
「撮影すること」ばっかりに意識がいっちゃって
しばらく海を眺めるうちにふと我に返ったよ

DSC03283.jpg

「いいんじゃないの?」

住宅地の桜から砂浜の海岸に歩いてきたことは
良い意味で気分転換になったかな
まるで景色が違うからね

そんな声が聞こえてくる

DSC03261.jpg

春の到来を告げる河津桜を見れたことを
誰でもなく誰のためでもなく
僕たち、自分のためだけに気づかせてくれたこと
まだ会ったことのない人を想像するかのように感謝したんだ

ファインダーを覗く
四角に切り取られた世界は
僕たちだけのものになる
一度だってその外はどうなっているかって考えたこと、ある?

DSC03251.jpg

ファインダーから外して
灰色にくすんだ空が
ヨーコ越しに見上げてみると
いつの間にか青空になっていた
そんな空もまんざら捨てたものでもなかったよ



穏やかな休日が心を育む
















.
スポンサーサイト
[ 2014/03/13 20:50 ] 野外撮影 YOKO | TB(0) | CM(0)

河津桜

.

こないだ自転車で
天王洲アイル行った時
早くも河津が咲いていたので
近場でどこかあるかな~とググると
三浦方面に有名な所があるではないか
三浦海岸駅から徒歩で行けるという
しかも満開

三浦海岸駅は車窓から眺めたくらいだった
小さい駅だよね
これじゃそんなに賑わわないんじゃない?
と高を括っていたのでありました...

DSC03216.jpg

ところが

気がつけば
どこを見ても人・人・人
朝のうちはまだいくらかマシだった
何て言うの?
スペースが通路になっているんでね
ドール撮影に限らず
撮影はとっても邪魔になるのね

DSC03220.jpg

三脚は持っていったけれど
出番なし
しょうがなく樹の枝に座らせたカットだけの撮影だったという...
これ以上会場まで行く気にもなれず
途中引き返したさっきの小さな駅は
これでもかくらいの人出で賑わう
僕らとは対照的に
輝いて見えたね
だから僕たちも
改札をくぐる直前
気が変わって134号線方面に歩き出したんだ















.
[ 2014/03/10 20:54 ] 野外撮影 YOKO | TB(0) | CM(0)