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ここのところの不安定なお天気
梅雨に戻ったような空模様
曇っていたかと思うと
突然顔を出すお日さまのおかげと
え!?と思えるタイミングで降ってくるにわか雨が
蒸し暑くて
呼吸さえも速く
身体が悲鳴をあげる猛烈に熱い夏
滴り落ちる汗がそれを物語っているけど
誰も好き好んで朝から晩まで重い荷物を担いでいるわけじゃない
これも今しかできない
そして今だからできるとも。
あつい夏が通り過ぎる中
精一杯歩きそして
見つめ合って微笑んだ
初めての夏が
忘れられない夏になることを
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この夏は
人に言われるまで気がつかなかった
蝉の鳴き声
いつもどれくらいから鳴き始めるのか
そんなこと考えたこともなくて
暑さの到来と共にいつの間にか鳴き始めると思っていたから
そう言われれば
今年はまだ鳴き声を聴いてないな
街中でも関係なく鳴き、そして煩いくらいの大合唱
今年の初鳴きを聴いたのは
山下公園の木々の中
やかましい大合唱とはとても言えない
何とも細々とした独唱でした
でも今を考えたら
少なくとも
胸の中にある数々の不安のひとつでも
なくしてくれたんだ
ここんとこは休みが少ないから
自分なりに考えて
ちょっぴり元気を充電!
いつもなら朝の時間をゆったり過ごしている人を尻目に
うらやましい、うらめしい視線を投げかけながら
そそくさと歩いて行くけど
今日は全く立場が違う!
反対目線で見てみたら
何か可笑しい!
同じ生活という枠の中で存在する時間
街が動き出した
朝のこんな時間
もう、あっちもこっちもそっちも行きたいんだけどね!!
だけど!
さすがに一度にそんなに回れないから
ふだん一緒にいられないような場所を選んだよ!
中華街は
そんなにしょっちゅう来るとこじゃないけれど
横浜にしては確かな生活感のある場所
朝のせせこましいゴミ出しや仕込みの準備をする人々
いつも通りの朝と違って
おれたちは見えたかな?
見つめ合ってるから、ちょっとハズカシイけど
はにかんだ君から目が離せない!
できるならそんなおれたちのことを見て
心の片隅にでもとどめておいてくれたなら
いいな!!
(崎陽軒の回し者ではありません)
意識しないで撮ったのが
ぶれないで撮れたから、SP1/4で!!
手振れ軽減の威力ってのは改めて感心する!
中華街の門から門を抜けて
歩いては撮って
夢中になっていくのがだんだんわかるよ!
え!? 何にって?
わかるでしょ!?
......
夢中になれることが
瞬間があるのはすばらしいこと
でもこれからのことも逃げられない現実で
それを感じながらも忘れようとして
夢中になりきっているのを
まだ君には悟られたくないかな。
一瞬でも君の表情が
固く曇るのは見たくないから
妙にしみじみしちゃったら
掛ける言葉を見つけられないわ
開店時間にはまだ早い
キティもウインドウの中
しょうがないな
どーしても一緒に撮りたいって言うから
今日は言うことを聞いてあげる!!
あはは!
ハルヒはちっちゃいので
三脚でかさ上げww
どっかに出かけて撮ったり遊んだり
楽しいひと時を過ごす
他の余計なこと考えないで
夢中になれたらいいのに
心のはじっこにある消えないこと
いつからか
学生の頃は
何にでも夢中になれた気がする
バイトして手に入れた僅かなお金
それでも何に使おうか!!って
ワクワクしてたよ!
レコードも選んだ末にやっと手に入れた一枚を
何度も擦りきれる勢いでかけた
あんまり袋から出し入れするから
静電気がハンパない!
でもスプレーは買わないというw
あげくのはてに
木工ボンドでパックとかww
今はお金はあっても
使っていてその頃のような気持ちにはなれないな
自由になるお金は増えたのに
お金の価値が下がった
おれの価値も下がった。
朝も早くから一日撮って遊んで
尋常じゃない重さの荷物を担ぎ
炎天下で歩き倒す
フツーじゃ考えられないかも、だけど。
そこそこにってことで。
でもね、
楽しいことや悲しいこと
期待や不安
しがらみもみんな持ってるだろうけど
もちろんおれも
そんなことを常に抱えながらで
まあそれが生きるってことなんだよな。
イマイチ馬鹿になりきれない...
また明日のこととか考えちゃって
何に言ってるかわかんないかもだけど。
好きなことが純粋にそれだけを楽しめるって時間が
これから先あるのだろうか...
本当に自分らしい時間が
知らずしらずのうちに
どんどん減っていってるんだろうなぁ
人からバカとか言われようが
遊びに行けたらその時だけでも
何もかも忘れるくらいに
君たちと一緒に楽しませて!!
朝も夜も関係なく
そんなことでさえ自由にならない時間が
もうそこまで来てるけど
家に帰って顔を見てたら泣けてくる。
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