スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

不二家

.

よく行くファミレスのテーブルで
帰り際手帳を広げおもむろに
ペーパーナプキンに自分のバイトのシフトを
頬杖をつきながら書き出す彼女に
お休みの日だけ書けば良いんじゃないの?って聞いてみた

首を振って彼女は答える
ふかく息を吐き出した後に憎らしげに見つめる瞳に視線をそらした数秒間
そん簡単に気付けることなのかと
全身全霊をかけて考えてみるも
思いつかない...沈黙で
お茶を濁そうというわけにもいかない

デートの帰り際
次のデートの日をいつも決めるんだ


を持たすのが下手くそだってんならそうなんだろう
彼女を笑わせたら、喜ばせられたら良いのかな?
そんなこといつでも考えてるよ
それこそ四六時中ね
だけど簡単なことほど言葉にできないんだよ
さっきまで楽しげだった彼女
いつも帰り際だけ不満気な仕草を見せる


テレビやゲームの話なんて
丸写しなだけだろ!?
笑った彼女は
おれが彼女に気を使ってる以上に
彼女はおれに気を使ってるだけなんだ


名称未設定 (1 - 1)


口元に頬杖をついて
息をゆっくり静かに吐き出す彼女のクセを知ってる
スケジュールを書き終えたペーパーナプキンを
いつも手渡さずにおれに見せる理由
正直な気持ちで
予定が入った日を指さすと
頬杖を外してその日を
丸く囲んだ




うっかり
手帳にすんなりしまう仕草に気を取られて
気づかなかったけど
彼女は笑ってたような気がしたよ














.
スポンサーサイト
[ 2013/06/29 20:39 ] 野外撮影 | TB(0) | CM(0)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。